妊娠中の食事、つわりを緩和させる食べ物・悪化させる食べ物

妊娠中は、お腹の赤ちゃんの為にも、きちんとした食事を摂りたい時期でもありますが、
妊娠初期から妊婦さんを悩ませるつわりが始まる人も居るのではないかと思います。
症状や個人差もありますが、酷い時には、食べ物の匂いだけでも食事を摂ることが難しい場合もあるようです。
そういう場合は、妊娠中でも無理をしないで、食べられるものを食べるようにしましょう。
食事とつわりが関係しているのかは、はっきりしていませんが、つわりを緩和してくれる栄養素が
ビタミンB6だと言われています。
なので、もし辛い時には、ビタミンB6が含まれる食物を食べてみては如何でしょうか。
まず、バナナにはビタミンB6が多く含まれています。
バナナでしたら妊娠中でも、気軽に食べられますし、ジュースにしたりヨーグルトをかけて食べるのも良いでしょう、
ただ、牛乳は消化が良くないので、牛乳を使っての飲み物を作るのは控えた方が良さそうです。
妊娠中は、白米の炊く匂いがダメな人も多いのではないでしょうか。
その時は、代わりに玄米にする方法があります。
玄米だと白米と違った匂いなので、匂いで辛くなることもなく、また、鉄分や葉酸、食物繊維など妊娠中に欠かせない
栄養が含まれているので積極的に摂りたい食品でもあります。
他にも、抹茶や豆腐があります。
抹茶にもビタミンB6が豊富ですが、カフェインも含まれているため、摂り過ぎに注意が必要です。
豆腐は消化もよく、タンパク質やビタミン、オリゴ糖なども豊富です。
冷やして食べるとさっぱりしているので、妊娠中でも食べやすいかと思います。
では、逆につわりを悪化させる食べ物とはどんな物があるのでしょうか。
はやり、白米の匂いに悩まされている妊婦さんが多いようです。
その場合は、おにぎりにして冷ましてから食べると臭いも気にならなくなり食べやすくなります。
妊娠中の炭水化物は、パンやうどんを食べて摂取しても良いでしょう。
中には、妊娠中にフライドポテトが無性に食べたくなる人も居るようです。
しかし、ファーストフードや揚げ物など脂質の多い食べ物は、消化も悪いので良くありません。
どうしてもフライドポテトを食べたい時は、自宅でじゃがいもから作ってみると良いでしょう。
少ない油で焼いて作れば、無添加で安心です。
生魚や玉ねぎ、ニンニク、ネギなど匂いが強い食品が使われた食事が悪化させる原因にもなるようです。
の中をさっぱりしたい時に飲みたくなる炭酸飲料やコーヒーも実は悪化させてしまうようです。
果物も冷やして食べると食べやすいのですが、糖分が多く含まれているので食べ過ぎないように気をつけましょう。

妊娠中の食事、食べた方が良い魚とは

妊娠中は自分の体だけでなく、胎児にも気を配り、栄養の摂取をする必要があります。魚には脳の働きを良くしたり、抗アレルギーの作用があったりするDHAや血液を良い状態にするEPA、カルシウムなど栄養が豊富に含まれており妊娠をしていない時期は積極的に食べたいものですが、妊娠中はどのくらい食べてよいのか、食べても良い種類には何があるかわからないことがあります。
魚は食物連鎖によって大きくなっていきます。大きいものほど水銀が含まれている傾向があり、妊娠中に魚を通して水銀を摂ってしまった場合胎児に影響が出る可能性があります。これは、胎児に行きわたってしまった場合、胎児自身が水銀を体の外に排出することができずそのまま蓄積されてしまうためです。また、放射能問題で注目されているセシウムも影響が出てしまいます。そのため控えた方が良いものがあります。
控えた方が良いものにはクロマグロ、メバチ、メカジキ、マカジキ、ミナミマグロ、金目鯛、キダイがあります。逆に食べても良いものには、キハダマグロ、ビンナガマグロ、サケ、アジ、サンマ、イワシ、カツオ、タイ、サバ、ブリがあります。ツナ缶も食べて大丈夫です。
妊娠中に食事に摂りいれる場合、出来るだけ加熱するようにしましょう。お刺身で食べるとリステリア細菌に感染したり、食中毒を起こしたりする可能性があります。妊娠中は特に免疫力が下がってしまっているので、注意が必要です。なお、食中毒はお腹を下すことが多いですが、その際子宮も収縮してしまうことがあります。子宮が収縮してしまうと流産の可能性が高まってしまうのでどうしても刺身を食べたい場合は新鮮なものを選び、食べすぎないようにしましょう。
厚生労働省でも妊娠中に食事にどのようにとりいれていくかを示しています。
食べ方としては1週間を基準とし、キダイの焼き物を1切れ80gとミナミマグロの刺身80g、そこにツナサラダなど水銀の影響がないものを加えるようにします。この数値はあくまで1週間であるので注意が必要でないものを中心に食べると良いでしょう。この場合も食べすぎには気を付けるようにします。
妊娠中は様々な食材をまんべんなくとることが大切です。妊娠中だからといって魚を食べないのではなく、食べても良い物を中心にバランスよく食べるようにしましょう。食べる際には焼いたり、煮たりするようにし、できるだけ生のまま食べないように心がけます。

妊娠中の食事で摂りたい栄養素~ビタミンD~

妊娠中の体には様々な変化が起こります。今まで好きだったものが食べらられなくなったり、逆に嫌いだったものが急に食べられるようになったりと自分でも驚くほどの変化が妊娠中の体の中では起きています。特につわりなどはその代表的なもので、いつもの食事を食べることもままならず妊娠中初期からつらい時期を過ごす方も多いでしょう。
それでも妊娠中はお腹の中の赤ちゃんのために必要な栄養素をしっかり摂っておきたいものです。栄養素と一言でいっても、その範囲は実に多岐に渡ります。葉酸やビタミンC、ビタミンA、カルシウムや乳酸菌などがその代表例として多く挙げられますが、ビタミンDもお腹の赤ちゃんにとってとても重要な栄養のひとつになります。

ビタミンDとは脂溶性ビタミンの一つです。キノコ類などに含まれる植物由来のビタミンD2と魚介類や卵などに含まれるビタミンD3の2つがあります。ビタミンDの主な働きは体内に摂取されたカルシムやリンを骨や歯に定着させることです。
妊娠中は生まれてくる赤ちゃんのためにも骨や歯を丈夫にしておきたいものですが、カルシウムばかり摂取していても骨や歯にはそのまま定着してくれません。そのままではただ尿中のカルシウム排泄を促してしまうだけです。このカルシウムを効率よく定着させるためにビタミンDの働きが必要になってきます。ビタミンDはカルシウムやリンの吸収を助けて血中カルシウム濃度を高め、骨や歯へのカルシウムの沈着を高めるのが仕事です。また体内のカルシウムがバランスよく保たれるよう助けるのもビタミンDの仕事です。体内にてカルシウムは骨だけではなく血液や筋肉まで行きわたっています。血液でカルシウムが足りなければ補い、過剰にあれば骨へ蓄えさせるという役割も担っています。
胎児への役割としてはやはり赤ちゃんの歯や骨を丈夫にすることです。もちろん赤ちゃんにはまだ歯は生えていませんが綺麗な歯並びを形成する上で妊娠中ビタミンDを摂取することはとても大事なことなのです。
主に含まれる食材は鮭やイワシの丸干し、しらす干し、干ししいたけなどがあります。脂溶性なので調理の際に熱によて失われることはありません。
ビタミンDが不足すると胎児の中枢神経や免疫力の発育に影響することがあります。また骨が湾曲する『くる病』になる可能性も高くなります。予防にはバランスの良い食事のほか日光浴なども効果があります。
ただし過剰に摂取しすぎると血中の濃度が上昇し食欲不振や嘔吐、下痢症状などが現れる場合がありますので、妊娠中ビタミンDを摂取するのは普段の食事や日光浴のみなどで補うようにしましょう。サプリメントやビタミン剤などでの過剰な摂取は控えるように注意してください。
これらの注意事項を確認したうえで妊娠中は効率よくビタミンDを摂取するように心がけましょう。

妊娠中の食事、規則正しい時間に食べた方が良いの?

妊娠していることが分かったら、妊娠中に毎日摂る食事内容を見直す必要があります。
つわりの時期には吐き気などもあって、毎食規則正しい食事を摂るというのは難しいですが、その時期を乗り越えたら栄養バランスの良いメニューでしっかり食べることが大切です。妊娠中のママが食べたものは赤ちゃんの身体を作る栄養素となって届くことになるので、不規則な食事を繰り返していると栄養が偏り、赤ちゃんのスムーズな成長を阻害してしまう可能性もあるのです。

妊娠中のママの場合、必要となる栄養素は主に4種類に分けられます。1つ目は、ごはんやパンなどの炭水化物やバターなどの油脂類で、身体を動かすエネルギーの材料となります。2つ目は血液や肉を作る材料となるタンパク質で、肉や魚、卵に大豆に乳製品などが該当します。3つ目は体の免疫力や新陳代謝を高める作用のあるビタミン類で、ホウレン草やトマトなどの野菜や果物に豊富に含まれています。4つ目は骨や歯を作るカルシウムで、小魚や乳製品、レバーなどで摂取することができます。これら4種類の栄養素をバランスよくメニューに組み込むことが理想的と言え、1食の中に全てを取り入れなくても1日トータルで摂取できていれば問題ないとされています。全てを完璧に摂取しようとするとストレスになってしまうこともあるので、できるだけ実践していこうという軽い心がけからでも十分に効果はあります。毎日栄養バランスを考えながら規則正しい時間に食べていると、次第にその心がけが習慣となって身についていくようになるのです。バランスの良い食事を規則正しい時間に食べるというのは、妊娠中だけでなく出産後の育児中にも必要不可欠となっていくので、早くから習慣づけておくと非常に役立ちます。

ただ、いくら赤ちゃんのために必要だからと言って、妊娠中のつわりの時期にまで無理やり時間を守って食べる必要はありません。吐きつわりや食べつわりなど様々なタイプがありますが、この時期はとにかくストレスを溜めたり体調が悪化しないように、食べたい時に食べたいものを自由に食べるようにして構いません。中には水も飲めないような重度のつわりの人もいますが、そんな状態で規則正しいご飯を食べようと思っても、思うように食べられずに返って焦りばかりが増してしまいます。そんな時は決して無理をせず、できる範囲で取り組んでいけば十分です。ただ、妊娠中に塩分が高いものやカロリーの高いものばかり食べる続けてしまうと、妊娠中の血圧上昇や妊娠中毒症など様々なトラブルの原因になってしまうので食べ過ぎには注意しておきましょう。

妊娠糖尿病になってしまった場合、妊娠中の食事、間食で気を付けることとは

妊娠糖尿病は、妊娠の影響によって発症する糖代謝異常の一種で、妊娠中に初めて発症し、糖尿病には至らない軽度な状態を指します。
妊娠中に重度の糖代謝異常が判明された場合には、明らかな糖尿病として区別されます。
妊娠中に妊娠糖尿病が発症する人は、約12%程度で、血糖値が上昇しやすくなるのが大きな原因です。
妊娠中というのは、血液中のブドウ糖が分解されにくくなるため、家族に糖尿病の人がいたり、妊娠中に体重が急増した、高齢出産、巨大児を出産したことがある人などは、特に注意が必要です。
この病気は自覚症状がほとんどないため、なかなか気がつかない病気ですが、自覚症状がなくても、母体や胎児に悪影響を与え、流産や早産を引き起こしやすくなったり、胎児機能不全を起こす可能性も高くなりますから、予防や早期発見、早期治療が重要となります。
妊娠糖尿病は、妊婦検診で行われる血液検査で調べることができます。妊娠初期の段階で血糖値が適正であったとしても、中期や後期になると、インスリン機能がさらに弱まってしまうため、注意が必要です。
妊娠糖尿病は、血糖値を管理するため、食事療法と運動療法が重要となります。
食事療法は、糖分を減らして栄養のバランスを整えることを心がけ、決められたカロリーを守り、果物やスポーツ飲料などの摂りすぎに注意することが大切です。
食事管理がストレスになってしまいますが、ただでさえ妊娠中はお腹がすきますから、間食も食べたいと思うかもしれません。
ただ、もちろん甘いチョコレートやクッキーなどはNGで、食べても良いおやつは血糖値への影響が少なく、低糖質のもので、おからや大豆がメインのお菓子がおすすめです。
多くの場合お菓子には小麦粉や砂糖が使われているので、妊娠中には避けたいおやつといえます。
おからは、豆腐を作るときに大豆があまったもので、食物繊維を含んでいるため、便秘解消にも効果的です。
大豆も、栄養価が高く、食物繊維が豊富で、妊娠中の女性には欠かせない栄養素といえます。
そのほかにも、寒天やゼラチンには糖質が含まれていませんから、安心して食べることができます。自分で作ることができるので、バリエーションも豊富で経済的というのもメリットといえます。
食事管理はもちろん重要ですが、ストレスをためない程度に行うことが大切です。
食べ物に気をつけるとともに、マタニティヨガやマタニティスイミング、食後のウォーキングを続けることが大切です。

妊娠中の食事で摂りたい栄養素~鉄分~

妊娠中は胎児にも必要な血液が行くので、貧血気味になります。妊娠中に起こる貧血は鉄欠乏性貧血のことが多く、妊婦貧血とも呼びます。
鉄分の働きとしては、ヘモグロビンの主成分であるので体の隅々に酸素を運ぶことがあげられます。体の中にはいつも4g程度ありますが、そのうち半分以上がヘモグロビンとなり残りが脾臓や骨髄、肝臓に蓄えられています。妊娠中は特に必要となるので、いつもに増してヘモグロビンを生成しようとしています。この時鉄分が少ないと蓄えられているものから鉄が放出されるので妊娠中は慢性的に鉄分不足になる可能性があります。
貧血を起こすと、疲れやすい、だるい、階段を上ると息切れがする、めまいを起こす、動悸がひどいといったことが起こります。妊娠中に重度の貧血になると出産時に影響が出ることがあり、胎盤剥離をした部分の出血が止まらない、産褥熱にかかりやすくなります。また、酸素が不足すると胎児にも影響が出て未熟児になることもあります。日ごろから食事に気を付け摂取していく必要があります。
妊娠中での摂取量は20mgとなります。妊娠していない時は12mgで良いのですが、妊娠中は胎児の事も考え約1.7倍必要となります。多く含まれているものには、豚レバーや、鶏レバー、乾燥ヒジキ、アサリの水煮缶詰、しじみ、豚の赤身肉、カツオ、小松菜、納豆、木綿豆腐、枝豆、切り干し大根などがあります。ですが、体内へ吸収されるのは動物性のもので約20%、緑黄色野菜では5%と低いので、定期的に食事に摂りいれなくてはなりません。
この他、コーヒーや緑茶、紅茶と共に食べ物を食べてしまうと、渋み成分であるタンニンやカフェインが吸収率を下げてしまいます。食事をする際には、白湯を飲むなどし、吸収率を下げないようにしましょう。また、吸収率を下げないためには、ビタミンCやたんぱく質と共にとることが大切です。たんぱく質にはしらす干しやあじ、豆腐が、ビタミンCはパセリやピーマン、ブロッコリー、レモン、芽キャベツがあります。妊娠中はこれらをバランスよく食べることが大切です。
なお、鉄が多く含まれている豚レバーや鶏レバーなどにはビタミンAも豊富に含まれています。ビタミンAは過剰にとると水頭症や口蓋裂といった奇形を起こす危険性が増してしまいます。1週間に1度を目安に食べると良いでしょう。
貧血を予防するには鉄分だけでなく、しっかりと睡眠をとる、体を動かすということも必要です。様々な食材を取り入れ、散歩をすると良いでしょう。

妊娠中の食事で気を付けたい事~妊娠後期~

妊娠中期を終え、8ヶ月目からは妊娠後期となります。この時期はお腹の中の赤ちゃんもどんどん成長していくため、必然的にお腹もどんどん大きくなります。それと同時に脂肪を蓄えやすくもなるため体重管理がより一層難しいとも言えます。
妊娠中はどの時期であっても食事に気を付けなければなりませんが、特に妊娠後期は赤ちゃんにダイレクトに栄養が伝わるため献立には特に注意が必要です。
妊娠初期のツライつわりの時期を終えると、妊娠中期からは赤ちゃんが著しく成長する時期に入ります。体が大きくなるだけではなく、体の様々な機能を作り上げていく時期である妊娠中期は葉酸やカルシウム、鉄分などを積極的に摂取する必要があります。そして妊娠後期に入ると赤ちゃんの機能はほとんど完成に近い状態となります。そのため積極的に何かを摂取しなければならないというよりは、体重の増加に気を付けながらバランスのよい食事を心がけるという時期になります。特にお腹が大きくなってくると動くことが億劫になってしまう人も多いですし、また切迫流産や切迫早産などの危険性から自宅安静を命じられる人も増えてきます。妊娠中で最も運動量が少なくなってしまう時期とも言えるため妊婦さんはどんどん脂肪を蓄えていってしまいます。お産に備えてしっかり食べてエネルギーを蓄えるというのも大切なのですが、あまり食べ過ぎるとどんどん産道に脂肪がついてしまい難産につながってしまいます。このように妊娠中というのは食事、運動と様々な物事のバランスをとっていかなければならないのです。
妊娠後期の大敵は甘い物です。妊娠中に甘い物が欲しくなるのは、赤ちゃんが母体からどんどんブドウ糖をとってしまうからです。そのため妊婦さんからすれば糖不足となってしまい、いつもよりも甘い物を欲するようになる傾向にあります。しかしその欲求に任せて甘い物を食べ過ぎてしまうとこれも太ってしまう原因となります。その上妊娠糖尿病の原因にもなるため注意が必要です。
妊娠中には情緒不安定になりやすく、またお産に対する不安やストレスなどからついドカ食いをしてしまったり、甘い物を食べ過ぎてしまうことがあります。バランスのとれた食事とその量を守ることは大切ですが、時には息抜きも必要だということを忘れてはなりません。一番の大敵はストレスです。ストレスはお腹の中の赤ちゃんにも伝わりますし、生まれてからの性格などにも影響します。ストレスをためないということは難しいのですが、上手に発散できるようにメンタル面も体重もコントロールしていきましょう。

妊娠中の食事で気を付けたい事~妊娠中期~

妊娠中には、お腹の赤ちゃんのためにも、気をつけたい食べ物があります。
生肉には、寄生虫のトキソプラズマが付着していることがあり、感染した場合、生まれてくる子供に視力障害や精神発達の遅れなどの障害を生じるリスクが高くなるので、生肉は食べないようにしましょう。
また、卵の殻には、サルモネラ菌が付着している可能性があり、食中毒にかかる可能性もありますから、生卵はほとんど食べないようにしましょう。
刺身やお寿司などの生魚も、食中毒にかかる可能性が高くなりますし、大型の魚には、水銀が多く含まれていますから、過剰摂取は控えましょう。
このように、妊娠中には摂取を控えたい食事がありますから、十分注意しましょう。
特に、妊娠中期は、つわりがおさまり今まで食べられなかったストレスもあり、食べ過ぎて体重が増えてしまう妊婦も少なくありません。
もちろん、食べ過ぎはよくありませんが、体重増加を気にするあまり食べなさすぎるのも、妊娠中毒症になる可能性もありますから、注意が必要です。
以前は、妊娠中には今まで食べていたよりも食べた方がいいといわれていましたが、今では医学的に食べすぎは良くないといわれています。
妊娠中期には、妊娠前の食事量にプラスして250kcal程度で十分といわれていますから、不足しがちな鉄分を積極的に摂取するようにするとよいでしょう。
また、妊娠中は便秘になる妊婦も多いので、食物繊維も意識して摂取するとよいでしょう。
よく、妊娠中期に、下腹部が生理痛のような痛みになやんでいる妊婦も大勢いますが、これは、今まで小さかった子宮が妊娠に伴って大きくなっていくため、痛みや突っ張り感などの違和感が起こることがあります。
多くの場合、自然なものですが、少しでも違和感を感じた場合には、産婦人科を受診するとよいでしょう。
妊娠中期に起こる下腹部の痛みは、急激に大きくなっていく子宮に、靭帯がついていけないことで起こります。
それ以外の原因として、便秘も下腹部痛の原因となることがあります。
妊娠中は、ホルモンバランスの変化や食生活の変化にともなって、内臓がうまく機能しなくなることで、便秘になることがあります。
妊娠中に便秘になる妊婦は非常に多いため、食生活を改善していくことも大切です。
便秘を解消するためには、食物繊維やオリゴ糖、乳酸菌が豊富に含まれた食事や、適度な運動を行うことで、妊娠中の便秘を改善していくことができます。

妊娠中の食事で気を付けたい事~妊娠初期~

妊娠中はその段階によって体に様々な変化が起こります。それはお腹の中の赤ちゃんを育てる上で避けては通れません。特に妊娠初期というのは多くの女性が「つわり」という不快症状に悩まされる大変な時期ともいうことができます。
新しい命を宿したことによってホルモンバランスが変わったからという説や、赤ちゃんをまだ母体が受け入れることができず、異物と判断して体外に出そうとするからという説などがよく耳にするつわりの原因ですが、なぜつわりが起こるのかというのはまだ医学的に解明されていません。
妊娠中は大きく分けて初期・中期・後期の3つに分けられます。その中でも特に妊娠初期はとても大切な時期です。流産などの危険性も高く、また奇形児・未熟児などになってしまうリスクが比較的高い時期です。母体の変化も著しいため、それに対応させていくために日々の生活を見直していかなければなりません。まず多くの人が気にするのが食事です。妊娠中にどんな食事をするかによって赤ちゃんにも大きな影響を与えます。しかし妊娠初期というのはつわり症状に悩まされる人が多いのも事実です。妊娠中だからと無理して食べると母体にとってストレスになってしまう恐れがあります。中には水分をとることすら難しいという人もいます。こういった場合には無理して食べる必要はありません。初期の段階では赤ちゃんは母体が予め蓄えている栄養をもらって成長していきます。そのため多少食べられなくても赤ちゃんは元気に育ってくれるのです。この時期に注意すべきは食事内容というよりは、母体がきちんと生命維持できるよう食べられるものを食べるということです。ほとんどの人が妊娠中期頃にはつわりが落ち着いて食欲を取り戻すことができる傾向にあるため、栄養を気にするのはそれからでも遅くはありません。
妊娠中に大切なのは赤ちゃんの健康だけではありません。母体の健康もとても大切なのです。きちんと栄養をとるというのがお腹の中の赤ちゃんを元気に育てることに繋がるだけではなく、お産に耐えられるようエネルギーを蓄えるということにも繋がります。妊娠中は葉酸・カルシウムなど様々な組織を作って行くために必要な栄養素があります。また妊娠中は赤ちゃんに栄養をとられてしまうこともあり食べ過ぎてしまう妊婦さんも少なくはありません。食欲に任せて食べ過ぎてしまうと産道に脂肪がついてしまい、難産になる恐れがあるため体重管理というのはお産が終わるまでしっかり行うようにしましょう。