妊娠中のダイエット、食事を我慢するのは胎児にどんな影響があるの?

妊娠中のダイエットでは食事の管理に注意が必要です。食事を我慢するようなダイエットをしてしまうと、胎児に悪影響があるからです。胎児はお母さんの食べたもので育っていきます。そのため、栄養が十分でないとキチンと育つことができません。栄養失調の状態で生まれてくることになり、リスクがあります。
妊娠中の食事は胎児にとっての大事な栄養源です。出産で太りたくない、小さく育てて産むときの負担を減らしたい、などの理由から食べるものを制限してしまうと大事な赤ちゃんが十分に育つことが出来ず、不健康な状態になります。
妊娠中に無理なダイエットを行うと、栄養失調状態の低出生体重児として生まれてきてしまう可能性があります。低出生体重児として生まれると、様々な合併症の危険が高くなります。また、生まれた後に成長が遅れる、発達が遅れるといった問題が発生する恐れがあります。それに低出生体重児として生まれてくると、健康な状態で生まれた赤ちゃんに比べて体の機能が未熟だったり、器官の成長が未熟になったりします。その結果、免疫力も健康な状態の赤ちゃんに比べて弱いことが考えられます。免疫力が弱ければ、様々な感染症にかかりやすくなってしまいます。妊娠中に栄養が不足した状態になるのは、とてもリスクが高いです。
赤ちゃんの時期だけでなく、成人後にも糖尿病や高血圧といったものを発症しやすい、など健康に影響が出る恐れもあります。妊娠中に少ない栄養で育っているため、栄養が少なくても生きていける状態に遺伝子レベルで育ってしまっている可能性があるからです。その遺伝子は大人になったからといって大きく変わるわけではありません。少ない栄養で生きていける遺伝子のまま大人になり、栄養が豊富な食事を摂ることでメタボリックシンドロームを発症するリスクが高くなってしまいます。
妊娠中のことは、子供が大人になったときの健康状態にも影響を与えてしまいます。小さく産んで大きく育てる、といった考え方もあるため、妊娠中のダイエットも肯定的にとらえる方もいらっしゃいますが、それでは大切な子供の将来によくありません。単純に食べ物を制限してしまうことは、胎児の栄養不足に繋がります。普段と同じ方法で体重管理を行うのは危険です。赤ちゃんの健康のことが気になるのであれば、妊娠中はスタイルのことよりも、しっかり栄養を摂ることを優先し、妊娠中に適した体重管理を行うようにしましょう。

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